「寃死同胞慰霊碑」建立76周年および関東大震災101周年記念追慕祭

「寃死同胞慰霊碑」建立76周年および関東大震災101周年記念追慕祭が6日、名古屋市千種区の覚王山日泰寺で行われ、総聯愛知県本部の徐春元委員長、管理委員会の李淑姫委員長をはじめとする関係者と日本人の60余人が参列しました。

「寃死同胞慰霊碑」は1948年9月1日に植民地支配により離郷を余儀なくされ、異国の地で犠牲になった同胞たちのために朝連愛知県本部が建立した。現在は87名の犠牲者の名前が刻まれています。

日泰寺住職の読経と焼香に続き、犠牲者の名前が読み上げられ黙とうが捧げられました。

李淑姫委員長はあいさつで、関東大震災から101年がたった今なお真相究明がされず歴史が隠蔽され事実が風化してゆくことを危惧し、また、今なお朝鮮人差別が残る現代において慰霊碑を社会に正しく伝えることの意義を訴え、追慕祭とともに守り抜く活動を広げてゆこうと強く訴えました。

追慕祭では愛知朝鮮中高級学校の学生により、「故郷の春」など、犠牲者をしのび鎮魂歌が捧げられました。

在日本朝鮮人総聯合会 愛知県本部

在日本朝鮮人総聯合会愛知県本部(愛知同胞生活相談綜合センター)は、愛知県の同胞の皆様の生活相談センターです。日常生活での様々な相談を受け各支部(地域センター)と協力し、その解決に努める綜合的なライフサポートセンターです。同胞社会を活性化し皆様の多様なニーズに対応するため、精力的に活動しています。

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